「考察」備忘録

考えたり、思ったり、学んだりしたことを忘れないように書いています。

冬の足音がすぐそこに・・・

ブログを継続的に続けることは、

三日坊主が基本の私には難しかったようです。

 

気がつけば10月も最終日。

私の住む北海道には冬の足音が聞こえてくる寒さになり、

木々の紅葉は佳境を迎え、落葉がメインとなってきました。

 

野球ネタで書くことが多かったのですが、

気がつけばドラフトも終わり、

北海道日本ハムは吉田輝星投手(金足農業)を外れ1位で獲得しました。

(北海道に住んでいながら中日ファンの私は、

根尾選手の獲得をとても喜んでいます)

高校生に指名が集中した今回のドラフトは、

今のプロ野球界の何を表現したのでしょうか。

あくまで個人的な見解ではありますが、

「スター選手の不在」ではないかと思います。

今のプロ野球はデータ野球の最盛期で、

道具のレベルはもちろん、トレーニングの進化等で

野球全体のレベルが昔に比べて高くなっていると思います。

これは環境(研究の進歩や食事の変化等)に起因するもので、

昔の人は当時の環境の中でレベルが高かったのだと思います。

今と昔で環境要因差を抜きにして、

純粋に野球のレベルで比較した時に、

平均球速やスイングスピードなどに大きな差があることでしょう。

ただし昔と圧倒的に違うものは人気(スター性)です。

サッカー人気が高まっていることもあり、

野球人口の減少が顕著に現れています。

そういった要因もあるとは思いますが、

プロ野球選手の中に圧倒的人気を誇る選手がいなくなったように思います。

昔で言えば長嶋茂雄王貞治などが挙げられますし、

少し前で言えば松井秀喜イチロー松坂大輔などが挙げられます。

一番最近では大谷翔平だと思います。

このレベルの野球選手、

つまり野球をやっていたり、野球が好きな人以外で、

野球に縁もゆかりもない人が知っているような選手がいなくなったように思います。

 

そういった意味では今回のドラフトで高校生に集中したことは、

各球団、ひいてはプロ野球界を引っ張っていくような人材を欲しいという

表面上には存在しない、長期的な深層心理があるのではと思います。

 

今回1位で競合した藤原選手、根尾選手、小園選手には、

ぜひそういった国民の誰もが知るようなスター選手になって欲しいと

心から思います。

 

頑張れ、野球界の未来のためにも!!