第100回全国高校野球選手権大会記念大会
僕は小学生から今までずっと野球をやっています。
野球からもらった宝物は数しれません。
仲間も、思考も、経験も、
それ以外にもたくさんあって数え切れません。
その中でも高校野球は特別と言えるかもしれません。
今でもあの夏を思い出して悔しく思うことがあります。
そんな経験をさせてくれた高校野球、
夏の甲子園が今年で100回目の記念大会となっています。
本当におめでとうございますというお祝いの気持ち、
そして感謝で胸がいっぱいです。
戦前の軍隊教育との関連性の批判、真夏の連戦に対する批判、
坊主にすることに対する批判、厳しい練習に対する批判などなど
100年の歴史もあれば批判も多くなってきました。
でも僕は思います。
やってる人たちがいいならいいじゃないかと。
批判するのはやっていない人ややっていたけど文句がある人(高校野球を楽しめなかった、監督とうまくいかなかった)が多いのではないでしょうか。
甲子園以上に目指すべき夢を与えられていない社会の方が、
よっぽど改善すべきことがあるのではないでしょうか。
批判があるのもわかるし、変わっていくべきことがあるのもわかる。
でも甲子園が野球人に与える夢や経験を他で与えられない以上、
僕は甲子園がある意味はとても大きいのだと思います。
例えばチームスポーツが軍隊と似る部分があるのは、
軍隊もチームで活動するからで、
今は軍隊にするために野球をやっているのではありません。
過去と比較するのは重要なことです。
でもそれから変わってきての今があって、
変わっていくべき未来があるのだと思います。